授業形式1
高橋ゼミの授業形式は、いわゆる板書授業ではなく、講師(今は塾長一人)が数名の生徒に個々に対応していく形です。
一般には自立型学習とか、個別演習形式学習と呼ばれます。
この形式がそれほど一般的でないのは、端的に言うと講師の実力が問われるからです。
今年のうちの塾で言うと、東大や早稲田やその他の国公私立を目指す生徒、そしてそのなかに英検1級を受験する生徒もいました。それらすべての英語の問題、さらには高1や高2の模試の問題、英検の問題、定期試験の復習、を一人の講師が指導しているわけです。一斉指導なら中1から高3がレベル分け2クラスあっても12種類の予習で済むわけなんですが、そんなものとは比較にならない数の種類の問題を指導しています。
なぜそれができるかというと、例えば、英検の指導は一切予習なしで行っています。一応、発表されている解答番号だけ書き込んでおいて、長文問題などで生徒が間違えた設問は一緒に該当箇所を探して指導します。1級についてもそうです。それができないとこの指導形式はとれません。
これでは大手塾などが「ビジネスモデル」として採用することなんて到底無理です。ある意味、経営者からしたらすごく効率の悪いやり方ですので。